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SolarisのsnmpXdmidプロセス

Solarisシステムにて「snmpXdmid」プロセスを起動しないように設定する。

※H社製 SNMP Agent固有の問題

H社製のSNMP Agentをインストールした際の固有の問題でsnmpXdmidが停止する。
snmpXdmidはDMI-SNMP(Desktop Management Interface)をマッピングする。
DMIとSNMPの協調に必要なデーモンプロセスで、nmpXdmidが起動していないからといってsnmpdx自体の機能に影響はない。

通常のSNMP管理にはこのデーモンプロセスは使用されない。
また,snmpXdmidは停止するまでに数回SNMP-requestを自ホストの161/udpにコミュニティ名"public"で発行する。
SNMP Agentのコミュニティ名にpublicが指定されていない場合はAuthentificationFailureトラップメッセージがSNMP Agentからマネージャへ通知されます。
通知しないためにはSNMP Agentのコミュニティ名にpublicを指定する必要がある。

snmpXdmidをOS起動時に起動しないように設定する。

snmpXdmidの起動ファイル

/etc/init.d/init.dmi

/etc/rc3.d/S77dmi のリネーム

mv /etc/rc3.d/S77dmi /etc/rc3.d/_S77dmi
ls -l /etc/rc3.d/_S77dmi

システム再起動

shutdown -y -i6 -g0

syslog確認及び統合コンソール確認

システム再起動後(約10分程度経過後)に以下のメッセージがsyslog及び統合コンソールに出力されていないことを確認する。

--- Sample ---
「Sep  7 22:22:01 hostname snmpXdmid: [ID 290637 daemon.error] Unable to connect  to snmpdx」
--- Sample ---

以前の勤務先で訳の分からないメッセージが出てサポートに問合せを行い解決した問題の一つです。
懐かしいなー。今でも元気にシステム動いているかな〜。